麻雀の楽しさとは

麻雀入門

本ページの記載内容

麻雀を知らない方は下記が理解できず、麻雀の楽しさがわからないと思います。

  • 麻雀愛好家は平気で徹夜麻雀をする
  • 休日になると雀荘で麻雀をして過ごすという人も珍しくない
  • 1つのゲームタイトル(ドラクエ3やFF5、スト2など)を20年プレイしているプレイヤーは非常に少ないが、麻雀を20年プレイしているプレイヤーは普通にごろごろ存在する。

本ページでは麻雀の楽しさについて私なりに考察した内容を記載します。

実力と運が絶妙なバランスで結果に影響してくる

例えば将棋のトッププレーヤーとアマチュア棋士が対局したとしましょう。
実力差が明白な場合、100回やって100回トッププレーヤー側が勝利します。
完全な実力ゲーという事です。

麻雀の場合は事情が変わってきます。
麻雀歴1年の中級者と麻雀界のトッププレーヤーが半荘10回対局したとしましょう。
中級者側が8回勝利し、トッププレーヤー側が2回しか勝てない、なんてケースも普通に起こり得ます。 
トッププレーヤー側が極端に運が悪ければ10敗する事もあり得るでしょう。

10回勝負という短いスパンであれば上記のようなケースも発生しますが、これが500回、1000回、1500回と回数を重ねていくと中級者側がトッププレーヤーに勝利する確率は緩やかにゼロに近付いていきます。
実力差が明白な場合、200回勝負でも中級者が勝ち越す確率は相当低いのではないかと思います。
麻雀は短期スパンで考えた場合は運ゲー、長期スパンで考えた場合は限りなく実力ゲーになっていくという事です。

余談ですが、2022年に神域Streamerリーグという麻雀界のトッププロ と 初級者、中級者レベルのVTuberが対決するイベントが実施されました。 
2022シーズンの結果ですが麻雀界最強の呼び声が高い多井隆晴プロが初級者、中級者レベルのVTuberに大敗しており-249.8ポイントというぶっちぎりの最下位で終了しました。
多井隆晴プロは6回対局してますが、6回という短期スパンではこういう事も起こり得ます。
ですが、100回、200回と回数を重ねれば多井隆晴プロが負ける確率は緩やかにゼロに近付いていくものと思われます。

ランダムが生み出す美しい世界

麻雀というゲームは以下の特徴があります。

  • 34種類の牌が4枚ずつ存在している(34✕4=136)
    合計136枚の牌を使ってゲームが行われる
  • 前提として一局の開始前に牌山、配牌を全てシャッフルしてからゲーム開始となる

一節によると親の配牌のパターンだけでも326520504500通り存在しているといいます。
参考リンク:麻雀の数学

また親の配牌が14枚しかないのに対して、牌山に積まれている麻雀牌の数は王牌を除くと69枚存在します。
上記により、牌山のパターン数は天文学的な数が存在し、先々の展開を正確に予測する事は困難と言えます。
麻雀を何年やっても飽きない理由は上記も影響していると考えます。
牌山がランダムなので、自分の3面待ちリーチ(山に8枚残り)が相手のカンチャン待ちリーチ(山に3枚残り)に負ける、という事も頻繁に発生します。

狙った手役が完成した時、アガった時の高揚感

麻雀には37種類の手役が存在しています。
手役を組み合わせて高打点の手をアガった時の高揚感は何ともいえないものです。
私は20年以上麻雀をやっていますが、今でも役満をテンパイした時は胸がドキドキします。
また、勝負所のリーチ対決に勝利した時や、オーラスで逆転条件を満たしたアガりを決めた時などは今でも心から喜びを感じます。
このドキドキ感や喜びは麻雀を続ける限り恐らく一生薄れる事は無いでしょう。

強さを突き詰めると無限に勉強する事がある

麻雀の強さの要素としては下記のようなものがあります。

  • 基本的な牌効率
  • オリる時の安全牌の比較
  • 状況判断、押し引き
  • 捨て牌から相手の手牌を推察するスキル

麻雀は1ゲーム辺り100回から200回程度の打牌選択の機会があります。
これは14枚の手牌から1枚切る選択を100回から200回繰り返しているという事です。
上記にプラスして副露する、副露しないの判断を加えると、それこそとんでもない数の分岐になります。
全ての分岐を最も期待値が高い選択を出来る人がいれば最強と言えますが、人間でそんな事ができる人は殆どいないと言えると思います。

仲間との意見交換、議論が楽しい

麻雀が終わった後に麻雀仲間と感想を語り合ったり、選択について意見を交換したりするのはとても楽しいです。
最近はオンライン麻雀やSNSも普及してきており、麻雀の牌姿について何切るの議論などが日常的に行われています。
また、オンライン麻雀では牌譜データが残るため、牌譜データを使用し、Discord(複数人で画面共有しながら音声通話ができるアプリ)を活用した勉強会も頻繁に実施されてます。
実際私もオンラインでの牌譜検討を実施した事がありますが、ネットで知り合った人達、自分より強い人達と意見を交換できるのは非常に勉強になりますし、とても楽しいです。

最後に

私の拙い文章のせいで麻雀の楽しさが正しく伝わらないかもしれません。
もし少しでも麻雀に興味を持たれた方は麻雀の性質の説明、ネット麻雀の始め方の記事も読んでくれると嬉しく思います。

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