- 本ページの記載内容
- 麻雀を覚えるためのステップ
- 各ステップの目的と重要度
- ステップ1:麻雀牌の種類と数、牌の読み方を覚える 超重要 ★★★★★
- ステップ2:点棒の種類と点数配分を覚える 重要度中 ★★★☆☆
- ステップ3:場所決め リアル麻雀をプレイする場合は覚える 重要度低 ★★☆☆☆
- ステップ4:配牌の仕方を覚える 重要度低 ★★☆☆☆
- ステップ5:ゲームの流れを覚える 重要度低 ★★☆☆☆
- ステップ6:流局・途中流局の条件を覚える 重要度低 ★★☆☆☆
- ステップ7:アガリ形を覚える フリテンを覚える 超重要 ★★★★★
- ステップ8:ドラを覚える 超重要 ★★★★★
- ステップ9:役を覚える 超重要 ★★★★★
- ステップ10:鳴きを覚える 超重要 ★★★★★
- ステップ11:点数計算を覚える 重要 ★★★★☆
本ページの記載内容
麻雀というゲームはルールが複雑で初心者は敷居が高いと感じる事もあるかと思います。
本講義では、何を覚えれば麻雀をプレイする事ができるのかを解説します。
最短で効率良く覚える事を目指します。
麻雀を覚えるためのステップ
私が調べた範囲だとキンマWEBさんの記事が一番わかりやすかったので是非参考にしてください。
サイトで説明されていたステップは以下でした。
- ステップ1:麻雀牌の種類と数、牌の読み方を覚える
- ステップ2:点棒の種類と点数配分を覚える
- ステップ3:場所決め / 起家(最初の親)の決め方を覚える
- ステップ4:配牌の仕方を覚える
- ステップ5:ゲームの流れを覚える
- ステップ6:流局・途中流局の条件を覚える
- ステップ7:アガリ形を覚える、フリテンを覚える
- ステップ8:ドラを覚える
- ステップ9:役を覚える
- ステップ10:鳴き(チー、ポン、カン)を覚える
- ステップ11:点数計算を覚える
各ステップの目的と重要度
ここからはキンマWEBさんの記事の各項目ごとに重要度を加えた説明を記載します。
ステップ1:麻雀牌の種類と数、牌の読み方を覚える 超重要 ★★★★★
麻雀牌の種類と読み方
麻雀で使用する麻雀牌の種類と数を把握していないと麻雀をプレイする事ができません。
そのため最低限必要な知識と言えます。
特に難しい部分は無く、暗記するだけですが、何度か麻雀をプレイすると嫌でも慣れます。
特に重要な点は字牌が7種、数牌27種の計34種類が存在している事
34種類の牌が4枚ずつ入っているため136枚の牌を使用してプレイする事くらいです。
また、マンズとピンズは見ただけでどの数字を表しているのかがわかりますが
ソーズだけは少し特殊な表現になってます。
イーソーは鳥さんです。
パーソーはよくわからない謎の形をしています。
ここだけ注意してください。


ステップ2:点棒の種類と点数配分を覚える 重要度中 ★★★☆☆
麻雀の点棒の種類と点数配分
こちらはネット麻雀でプレイするつもりの方は覚える必要がありません。
なぜならネット麻雀ではアガり発生時の点棒のやり取りはプログラムが自動的に全て処理してくれるからです。
一方でリアル麻雀をプレイするつもりの方には必須の知識と言えます。
こちらも難しく考える事はありません。
数回プレイすれば嫌でも暗記してしまいます。
よくわからない場合は同卓者に聞いてしまってもいいでしょう。
ステップ3:場所決め リアル麻雀をプレイする場合は覚える 重要度低 ★★☆☆☆
麻雀の場所決め / 起家(チーチャ)=最初の親の決め方
こちらもネット麻雀でプレイするつもりの方は覚える必要がありません。
リアル麻雀の場合は、基本的には掴み取りという方式で決める事が多いですが、プレイする場所によっても違ったりするので、周囲の人に聞けば問題無いです。
ただ、麻雀には親と子が存在しており、これは麻雀というゲームを理解する上で非常に重要です。
簡単に言うと、親は攻撃力が大幅にアップする一方で守備力が少しダウンします。
親番は得点を稼ぐ上では非常に重要です。
また、連荘という概念があります。
ルールによって連荘の条件が異なりますが、こちらはまた別の機会にします。
条件を満たした場合、親番が継続します。
ドラクエに例えると、条件を満たした場合、バイキルトとルカニがかかった状態をもう1ターン継続できる、みたいなイメージですかね。
ルカニ程には守備力は低下しないと思いますが(笑)
ステップ4:配牌の仕方を覚える 重要度低 ★★☆☆☆
麻雀の配牌(ハイパイ)の基本的なやり方を画像付きで解説
一番最初に配られる手牌の事を配牌といいます。
こちらもネット麻雀では既に配牌を取り終えてるところからスタートするので、特に覚える必要がありません。
リアル麻雀でも、最近は自動配牌といって、既に配牌がセットされた状態で開始する卓が殆どですので自分で配牌を取る機会は減っています。
ステップ5:ゲームの流れを覚える 重要度低 ★★☆☆☆
重要といえば重要な項目ではあるのですが、覚えようと思って覚える部分ではなくて
麻雀をやってりゃすぐに覚えてしまう部分です。
>配牌は時計回り(右回り)ですが、
>ゲームがスタートしたら反時計回り(左回り)に順に取っていくので注意してください。
キンマWEBさんのサイトだと上記のように記載されてますが、間違いだと思います。
配牌を取る時もツモ順も常に反時計周りのはずで時計回りに配牌を取るという話を私は聞いた事がありません。 もしかして昔はそういうルールだった?
ステップ6:流局・途中流局の条件を覚える 重要度低 ★★☆☆☆
麻雀の流局・途中流局のルールを解説 – 麻雀入門
途中流局についてはプレイする環境によってルールが異なる場合が多いです。
ネット麻雀であれば途中流局が採用されてる場合が多く、麻雀荘などでプレイする場合は途中流局が不採用のケースが多いように思います。
自分のプレイする環境で途中流局が採用されている場合は覚えておいた方が良いです。
全体の内、途中流局が占める割合は極わずかですので、初心者の内はあまり気にしなくても良いと思います。
ステップ7:アガリ形を覚える フリテンを覚える 超重要 ★★★★★
麻雀のアガリ形は4面子+1雀頭、2種類のアガリ方(ツモアガリ、ロンアガリ)
麻雀は4面子1雀頭を4人の内で最速で揃えた人がアガれるルールです。
また4面子1雀頭を揃えた時には最低1つの手役が成立している必要があります。(手役については後述します)
この項目は必須ですので絶対に覚えてください。
七対子、国士無双という2つの役は例外となりますが、それ以外の全ての役は必ず4面子1雀頭が必要になります。
また、フリテンという概念も覚えておいてください。
聴牌してるのにロンできない!?フリテンにならない打ち方を伝授じゃ!VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第29回】
ステップ8:ドラを覚える 超重要 ★★★★★
麻雀のドラとは ‐ドラ表示牌、裏ドラ、槓ドラ、槓ウラ、赤ドラを解説
超重要項目ですので必ず覚えてください。
麻雀の性質上、手役を組み合わせて高打点を狙うよりも、ドラを組み込んだ手牌でアガる事により高打点になるケースの方が多いです。
下図は天鳳というネット麻雀の手役発生率を集計したデータです。

赤ドラとドラについては厳密には手役ではありませんが、どの項目が翻数に影響しているかを表している表だと認識してください。
図を見て感じて欲しいのは赤ドラ、立直、ドラ、門前清自摸和、断么九、平和、裏ドラの発生確率の圧倒的な高さです。
役牌については白、發、中など個別に分散しているので一見低確率に見えます。
ですが、白、發、中に場風牌を足した数字は26%程となっておりかなり高い確率になってます。
何が言いたいかと言うと下記2点です。
・赤ドラ、ドラ、裏ドラなどドラが点数計算に与える影響は手役の比ではなく非常に大きい
・各手役の発生確率は大きな開きがあり、頻出する手役とそうじゃない手役の間の確率差が非常に大きい
上記データを分析すると、立直、門前清自摸和、断么九、平和、役牌といった頻出する手役にドラを上手く組み合わせてアガる技術が麻雀において非常に大切である、という事が言えます。
現代麻雀の手作りの基本は上記の考え方が非常に重要ですので是非覚えておいてください。
ステップ9:役を覚える 超重要 ★★★★★
麻雀の手役一覧
麻雀における手役とは、牌の組み合わせやアガるタイミングなど特定の条件を満たした時に成立します。
麻雀には1翻縛りというルールがあり、単純に4面子1雀頭を揃えるだけではアガる事はできません。
最低1つの手役条件を満たした上で4面子1雀頭を揃える事が必要です。
上記を1翻縛りといいます。
麻雀には37種類の手役が存在します。
初心者がルールを覚える時の壁になり得るのが手役が多すぎるという点でしょう。
ですが、頻繁に発生する手役は数学的、確率的な理由により一握りの手役のみです。
下図は先程も登場した天鳳というネット麻雀の手役発生率を集計したデータです。

役牌 發以下の手役については発生率が5%を切っています。
これは初心者は混一色より上の手役の発生条件だけ暗記してしまえばそれなりに戦えるという事を意味しています。
少しずつに麻雀を覚えてきたなら全ての手役を暗記している方が望ましいですが、慣れてない内は小三元まで覚えておけば充分すぎる程です。
手役の成立条件についてはこちらのサイトが見やすくてわかりやすいです。
初心者の方はまず、立直、門前清自摸和、断幺九、平和、役牌、混一色まで覚えてください。
これだけでそこそこ戦えます。
中級者の方はもう少し頑張って一盃口、三色同順、七対子、一気通貫、対々和、混全帯幺九、純全帯幺九、三暗刻、清一色、海底摸月、河底撈魚まで覚えてください。
ここまで覚えたら普段の麻雀で発生する手役は99.5%くらいは網羅したと言えます。
ステップ10:鳴きを覚える 超重要 ★★★★★
副露とは / 鳴き(チー、ポン)‐ 他家の捨て牌を利用して面子を作ること
麻雀の槓(カン)を解説 ‐ 暗槓・明槓(大明槓・小明槓)の違い
下図は天鳳における最高段位である天鳳位の1人であるすずめクレイジーさんの鳳凰卓での牌譜を解析したデータです。
比較的鳴きが少ないとされているすずめクレイジーさんですが、副露を用いたアガりの割合が44.19%存在しています。

一般的に麻雀のアガり全体の約半分は鳴きを利用したアガりだと言われています。
麻雀には鳴いても成立する手役と鳴くと成立しなくなる手役が存在しています。
鳴いてアガるためにはこちらのサイトで【鳴きOK】、もしくは【喰下がり~翻】と記載されている手役の成立条件を覚えている必要があります。
頻繁に発生する鳴き手役はタンヤオと役牌です。
この2つの手役のみで鳴き手役の体感8割程度を占めているくらいに頻出します。
上記に加えて、混一色、対々和まで覚えておけば最初の内は充分でしょう。
余裕があれば三色同順、一気通貫、チャンタ、ジュンチャン、清一色まで覚えてみてください。
鳴きにはチーは上家からしかできない、ポン、カンは誰からもできるなどルールが決まってますが
ネット麻雀などをプレイしていれば気付いたら覚えていると思います。
ステップ11:点数計算を覚える 重要 ★★★★☆
麻雀の点数計算はかなり複雑な仕組みになっており、初心者が麻雀を覚える上での障害になる事が非常に多いです。
中級者、上級者になるためには麻雀の点数計算は必須の知識といえます。
ですが、初心者の内はこちらのサイトに記載されている頻出手役の翻数をザックリと覚えているだけでも充分でしょう。
翻数が多い程、アガった時の得点が高くなっていきます。
点数計算を効率良く覚える方法については別途説明するページを作成したいと思います。
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